Ractor.yield
ラクター・イールド(並行処理と並列処理)
意味 値を親Ractorに返す
Ractor.yieldとは?
Ractor.yieldは、現在のRactorから親Ractorに値を返すためのメソッドです。これにより、Ractor間でデータを共有することができます。
Ractor.yieldの具体的な使い方
Ractor.yieldを使った値の受け渡し
parent = Ractor.current
child = Ractor.new do
3.times do |i|
Ractor.yield "メッセージ #{i + 1}"
end
"全てのメッセージを送信しました"
end
3.times do
puts "親Ractor: #{child.take}"
end
puts "最後のメッセージ: #{child.take}"
👇出力結果
親Ractor: メッセージ 1
親Ractor: メッセージ 2
親Ractor: メッセージ 3
最後のメッセージ: 全てのメッセージを送信しました
この例では、子Ractorが3回Ractor.yieldを使って親Ractorにメッセージを送信し、最後に戻り値を返しています。親Ractorは.takeメソッドを使って、これらのメッセージを順番に受け取ります。
Ractor.yieldに関するよくある質問
RubyのRactor.yieldについても学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、RubyのRactor.yieldや``、Ractor.new、Thread、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Rubyを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Rubyはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!