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Ruby - Ractor

Ractor.yield

ラクター・イールド(並行処理と並列処理

意味 値を親Ractorに返す


Ractor.yieldとは?

Ractor.yieldは、現在のRactorから親Ractorに値を返すためのメソッドです。これにより、Ractor間でデータを共有することができます。

Ractor.yieldの具体的な使い方

Ractor.yieldを使った値の受け渡し

parent = Ractor.current

child = Ractor.new do
  3.times do |i|
    Ractor.yield "メッセージ #{i + 1}"
  end
  "全てのメッセージを送信しました"
end

3.times do
  puts "親Ractor: #{child.take}"
end

puts "最後のメッセージ: #{child.take}"

👇出力結果

親Ractor: メッセージ 1
親Ractor: メッセージ 2
親Ractor: メッセージ 3
最後のメッセージ: 全てのメッセージを送信しました

この例では、子Ractorが3回Ractor.yieldを使って親Ractorにメッセージを送信し、最後に戻り値を返しています。親Ractorは.takeメソッドを使って、これらのメッセージを順番に受け取ります。

Ractor.yieldに関するよくある質問

Q. Ractor.yieldの役割は?
A. Ractor.yieldは、子Ractorから親Ractorに値を返すためのメソッドです。これにより、Ractor間でデータを共有することができます。
Q. Ractor.yieldと戻り値の違いは?
A. Ractor.yieldは実行中に値を親に送ることができますが、通常の戻り値はRactorの実行が完了した時点でのみ返されます。Ractor.yieldを使うと、Ractorの実行中に複数回値を送ることができます。
Q. 親Ractorでyieldした値を受け取るには?
A. 親Ractorでは、子Ractorのtakeメソッドを使用してyieldされた値を受け取ることができます。例: result = child_ractor.take

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