rvm
アールブイエム(Ruby実行環境)
意味 複数のRuby環境管理ツール
rvmとは?
RVM(Ruby Version Manager)は、複数のRubyバージョンを簡単にインストール、管理、切り替えることができるツールです。異なるプロジェクトで異なるRubyバージョンを使用する場合に便利です。
rvmの具体的な使い方
特定のRubyバージョンをインストール
$ rvm install 3.0.0
👇出力結果
Downloading ruby-3.0.0.tar.bz2...
Installing Ruby from source to: /home/user/.rvm/rubies/ruby-3.0.0...
Ruby 3.0.0 has been installed.
このコマンドは、RVMを使ってRuby 3.0.0をインストールします。RVMは指定されたバージョンのRubyをダウンロードし、コンパイルしてインストールします。
Rubyバージョンの切り替え
$ rvm use 3.0.0
$ ruby -v
👇出力結果
Using /home/user/.rvm/gems/ruby-3.0.0
ruby 3.0.0p0 (2020-12-25 revision 95aff21468) [x86_64-linux]
この例では、RVMを使って現在のシェルセッションで使用するRubyのバージョンを3.0.0に切り替えています。その後、ruby -vコマンドで現在使用中のRubyのバージョンを確認しています。
RVMでgemsetを作成と使用
$ rvm use 3.0.0@myproject --create
$ gem list
👇出力結果
ruby-3.0.0 - #gemset created /home/user/.rvm/gems/ruby-3.0.0@myproject
ruby-3.0.0 - #generating myproject wrappers
*** LOCAL GEMS ***
bundler (2.2.3)
rake (13.0.3)
この例では、Ruby 3.0.0用の'myproject'という名前の新しいgemsetを作成し、それを使用するように切り替えています。gemsetを使うことで、プロジェクト固有のgemの依存関係を他のプロジェクトから分離できます。
rvmに関するよくある質問
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