while

ワイル（制御構文）

意味条件が合うまで繰り返す

whileとは？

「条件が満たされている間は、処理を繰り返す」という場合に使います。例えば、特定の条件になるまで処理を続けるゲームのループなどに使われます。

whileの具体的な使い方

条件付きループの基本例

count = 1
while count <= 5:
    print(f'{count}回目のループです。')
    count += 1
print('ループが終了しました。')

👇出力結果

1回目のループです。
2回目のループです。
3回目のループです。
4回目のループです。
5回目のループです。
ループが終了しました。

countが5以下の間、ループを続けます。各ループでcountの値を表示し、その後countを1増やします。countが6になると条件が偽になり、ループが終了します。

ユーザー入力を使用したwhile文

secret_word = 'python'
guess = ''
while guess != secret_word:
    guess = input('秘密の言葉を当ててください: ')
    if guess != secret_word:
        print('不正解です。もう一度試してください。')
print('正解です！ループを終了します。')

ユーザーが正しい言葉を入力するまでループを続けます。input()関数を使ってユーザーからの入力を受け取り、それが秘密の言葉と一致するまでループを続けます。

break文を使用したwhile文

import random

数字 = random.randint(1, 10)
試行回数 = 0

while True:
    試行回数 += 1
    予想 = int(input('1から10までの数字を予想してください: '))
    if 予想 == 数字:
        print(f'正解です！{試行回数}回で当たりました。')
        break
    elif 予想 < 数字:
        print('もっと大きい数字です。')
    else:
        print('もっと小さい数字です。')

無限ループ（while True）を使用し、ユーザーが正しい数字を当てるまでループを続けます。正解した場合はbreak文でループを抜けます。これは、終了条件が複雑な場合や、ループの途中で終了したい場合のwhile文の使い方を示しています。

whileに関するよくある質問

Q. 無限ループを避けるコツは？

A. 1. ループ条件が最終的にFalseになることを確認する。2. ループ内で条件を変更する処理を必ず入れる。3. break文を使って適切なタイミングでループを抜ける。4. ループの前後でカウンタの値を確認する。

Q. whileとforはどう使い分ける？

A. forは要素数が明確な場合（リストの反復など）に使用し、whileは条件が満たされる限り続ける場合（ユーザー入力を待つなど）に使用します。whileはより柔軟ですが、無限ループのリスクがあります。

Q. do-while文はPythonにありますか？

A. Pythonには直接的なdo-while構文はありません。しかし、whileループと条件チェックを組み合わせることで同様の動作を実現できます。例：while True: 処理; if not 条件: break

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