{category}

Python - 例外処理

finally

ファイナリー(制御構文

意味 エラー時でも必ず実行


finallyとは?

`try...except`構文と組み合わせて使われます。エラーが発生してもしなくても、必ず最後に実行したい処理を記述します。

finallyの具体的な使い方

finallyブロックの使用例

try:
    # ファイルを開いて内容を読み込む処理
    file = open('myfile.txt', 'r')
    data = file.read()
    file.close()
except FileNotFoundError:
    # ファイルが見つからない場合の処理
    print('ファイルが見つかりません')
finally:
    # 必ず実行される処理
    print('処理を終了します')

👇出力結果

ファイルが見つかりません
処理を終了します

このコードでは、ファイルの読み込み処理の成功・失敗に関わらず、「処理を終了します」というメッセージが必ず最後に表示されます。 `finally` ブロックは、例えばファイルのクローズ処理など、エラーが発生してもしなくても必ず実行したい処理を記述するために使用されます。

finallyに関するよくある質問

Q. finallyは必ず必要ですか?
A. いいえ、finallyは必須ではありません。ただし、リソースの解放や後処理を確実に行いたい場合に有用です。
Q. finallyは常に実行されますか?
A. はい、finallyブロックは例外が発生しても、しなくても、必ず実行されます。ただし、プログラムが強制終了した場合は実行されない可能性があります。
Q. tryの中でreturnしてもfinallyは実行される?
A. はい、tryブロック内でreturn文が実行されても、finallyブロックは実行されます。ただし、finallyブロック内でreturnを使用すると、tryブロックのreturn値が上書きされるので注意が必要です。

finallyが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Pythonのfinallyやor、try、if、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。

1日5分の暗記でプログラミンが身に付く!プログラミング単語帳 公式ストアで発売中!

HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。


Pythonを学べる「プログラミング単語帳」アプリ

プログラミング単語帳がアプリになりました!Pythonはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。

収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。

2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!

2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!


関連するそのほかの単語

or

または

種類: 条件式

try

エラー発生に備える

種類: 例外処理

if

もし〜ならば実行

種類: 条件分岐

symmetric_difference

どちらか一方にだけ含まれる要素の集合

種類: 集合操作

read

ファイルの中身を読む

種類: ファイル操作