or
オア(制御構文)
意味 または
orとは?
複数の条件を組み合わせて、少なくとも1つの条件が真(True)の場合に真(True)となるようにしたい時に使います。
orの具体的な使い方
複数条件の選択
天気 = '雨'
気分 = '元気'
if 天気 == '晴れ' or 気分 == '元気':
print('外出しましょう!')
else:
print('家でゆっくり過ごしましょう')
👇出力結果
外出しましょう!
この例では、`or`演算子を使って、天気が晴れまたは気分が元気のどちらかの条件が満たされた場合に外出を提案しています。`or`は、少なくとも1つの条件が真の場合に全体が真になります。
エラー処理
ユーザー入力 = ''
if ユーザー入力 == '' or ユーザー入力.isspace():
print('有効な入力を行ってください')
else:
print('入力された値:', ユーザー入力)
👇出力結果
有効な入力を行ってください
この例では、`or`を使ってユーザー入力が空白または空文字列であるかをチェックしています。どちらかの条件が真の場合、入力が無効であると判断し、適切なメッセージを表示します。
デフォルト値の設定
ユーザー設定 = None
デフォルト設定 = 'デフォルト値'
使用する設定 = ユーザー設定 or デフォルト設定
print('使用する設定:', 使用する設定)
👇出力結果
使用する設定: デフォルト値
この例では、`or`演算子を使ってデフォルト値の設定を行っています。ユーザー設定が`None`(またはその他の偽値)の場合、`or`の右側のデフォルト設定が使用されます。これは、値が存在しない場合にデフォルト値を使用する簡潔な方法です。
orに関するよくある質問
orが学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、Pythonのorやnot、with、finally、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Pythonを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Pythonはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!