return
リターン(関数とクラス)
意味 値を返す
returnとは?
return文は、関数の中で処理を実行した結果の値を、その関数を呼び出した場所に返すために使います。
returnの具体的な使い方
基本的な戻り値
def multiply(a, b):
return a * b
result = multiply(4, 5)
print(f'4 x 5 = {result}')
👇出力結果
4 x 5 = 20
multiplyという関数を定義し、二つの引数の積を返しています。returnを使用することで、関数の結果を変数に代入できます。
複数の値を返す
def get_user_info():
name = '山田太郎'
age = 30
return name, age
user_name, user_age = get_user_info()
print(f'名前: {user_name}, 年齢: {user_age}')
👇出力結果
名前: 山田太郎, 年齢: 30
一つの関数から複数の値を返す例です。returnで複数の値をカンマで区切ることで、タプルとして返されます。
条件付きreturn
def get_grade(score):
if score >= 90:
return 'A'
elif score >= 80:
return 'B'
elif score >= 70:
return 'C'
else:
return 'D'
print(f'85点の評価: {get_grade(85)}')
print(f'65点の評価: {get_grade(65)}')
👇出力結果
85点の評価: B
65点の評価: D
条件に応じて異なる値を返す関数の例です。スコアに基づいて適切な成績を返します。
returnに関するよくある質問
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