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Python - 関数定義

lambda

ラムダ(関数とクラス

意味 簡単な関数を定義


lambdaとは?

lambda式は、def文のように関数を作るための構文ですが、より簡潔に関数を定義できます。一行で書けるのが特徴で、簡単な処理をする関数を定義する際に便利です。

lambdaの具体的な使い方

リスト内の要素を2倍にする例

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
doubled = list(map(lambda x: x * 2, numbers))
print(doubled)

👇出力結果

[2, 4, 6, 8, 10]

lambda式を使って、リスト内の各要素を2倍にする関数を定義し、map関数と組み合わせて使用しています。map関数は、指定した関数をリストの各要素に適用します。

リストのソートにlambdaを使用する例

fruits = [('apple', 3), ('banana', 2), ('orange', 5)]
sorted_fruits = sorted(fruits, key=lambda x: x[1])
print(sorted_fruits)

👇出力結果

[('banana', 2), ('apple', 3), ('orange', 5)]

lambda式を使って、タプルのリストを2番目の要素(数値)でソートする関数を定義しています。sorted関数のkey引数にこのlambda式を渡すことで、カスタムのソート基準を指定できます。

lambdaに関するよくある質問

Q. lambdaとdef文の違いは?
A. lambdaは一行で簡単な関数を定義するための構文で、主に短い処理や一時的な関数に使用されます。def文はより複雑な関数を定義するのに適しており、複数行の処理や関数名の指定ができます。
Q. lambdaの引数は複数指定可能?
A. はい、lambdaは複数の引数を取ることができます。例えば、lambda x, y, z: x + y + z のように指定できます。
Q. lambdaで複数行の処理は可能?
A. lambdaは基本的に一行での処理を想定しているため、複数行の処理は推奨されません。複雑な処理が必要な場合は、def文を使用して通常の関数を定義するのが適切です。

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