__getitem__
ゲットアイテム(関数とクラス)
意味 要素へのアクセス
__getitem__とは?
オブジェクトの要素にアクセスする際に使用される特殊なメソッド。添字を使って要素を取得する際に、`__getitem__`メソッドで定義した処理が実行されます。
__getitem__の具体的な使い方
カスタムインデックスアクセス
class ReversedList:
def __init__(self, data):
self.data = data
def __getitem__(self, index):
if isinstance(index, int):
# 負のインデックスを正のインデックスに変換
if index < 0:
index = len(self.data) + index
# リストを逆順にアクセス
return self.data[-(index + 1)]
elif isinstance(index, slice):
# スライスの場合、逆順にしたリストに対してスライスを適用
return list(reversed(self.data))[index]
else:
raise TypeError("インデックスは整数またはスライスである必要があります")
# ReversedListオブジェクトの作成
rev_list = ReversedList([1, 2, 3, 4, 5])
# 個別の要素にアクセス
print(f"最初の要素: {rev_list[0]}")
print(f"最後の要素: {rev_list[-1]}")
# スライスを使用
print(f"最初の3要素: {rev_list[:3]}")
print(f"最後の3要素: {rev_list[-3:]}")
👇出力結果
最初の要素: 5
最後の要素: 1
最初の3要素: [5, 4, 3]
最後の3要素: [3, 2, 1]
ReversedListクラスを定義し、__getitem__メソッドをカスタマイズしています。このクラスは、通常のリストとは逆順にアクセスする機能を持っています。整数インデックスとスライスの両方に対応し、負のインデックスも適切に処理します。
__getitem__に関するよくある質問
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