__exit__
アンダースコア エグジット アンダースコア(関数とクラス)
意味 終了処理
__exit__とは?
__exit__ は with 文の処理が終了するときに自動的に呼ばれる特殊なメソッドです。主に、with文の中で開いたファイルやネットワーク接続などを自動的に閉じたり、後処理を行ったりするために使われます。
__exit__の具体的な使い方
データベース接続の自動クローズ
import sqlite3
class DatabaseConnection:
def __init__(self, db_name):
self.db_name = db_name
self.conn = None
def __enter__(self):
self.conn = sqlite3.connect(self.db_name)
return self.conn
def __exit__(self, exc_type, exc_val, exc_tb):
if self.conn:
if exc_type:
print(f"エラーが発生しました: {exc_type.__name__}")
self.conn.rollback()
else:
self.conn.commit()
self.conn.close()
print("データベース接続を閉じました。")
return False
with DatabaseConnection('example.db') as conn:
cursor = conn.cursor()
cursor.execute("CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (id INTEGER PRIMARY KEY, name TEXT)")
cursor.execute("INSERT INTO users (name) VALUES ('田中太郎')")
print("データを挿入しました。")
👇出力結果
データを挿入しました。
データベース接続を閉じました。
この例では、DatabaseConnectionクラスを定義し、__enter__メソッドでSQLiteデータベースに接続し、__exit__メソッドで接続を閉じています。with文を使用することで、データベース操作が終わった後に自動的に接続が閉じられ、エラーが発生した場合はロールバックされます。
__exit__に関するよくある質問
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