import

インポート（モジュールとパッケージ）

意味外部機能の取り込み

importとは？

import文は、Pythonのプログラムで、外部のモジュールやパッケージを取り込むために使われます。モジュールやパッケージには、便利な関数やクラスがまとめられており、importすることでそれらを自分のプログラム内で利用することができます。

importの具体的な使い方

日付操作の例

import datetime

現在日時 = datetime.datetime.now()
一週間後 = 現在日時 + datetime.timedelta(days=7)

print(f"現在の日時: {現在日時.strftime('%Y年%m月%d日 %H:%M:%S')}")
print(f"一週間後の日時: {一週間後.strftime('%Y年%m月%d日 %H:%M:%S')}")

👇出力結果

現在の日時: 2023年05月20日 15:30:45
一週間後の日時: 2023年05月27日 15:30:45

この例では、datetimeモジュールをインポートして日付と時間の操作を行っています。現在の日時を取得し、それに7日を加えて一週間後の日時を計算しています。strftimeメソッドを使用して、日時を見やすい形式でフォーマットしています。

importに関するよくある質問

Q. importとfromの違いは？

A. importはモジュール全体を取り込み、from...importは指定した要素だけを取り込みます。importの場合はモジュール名.関数名で使用し、fromの場合は直接関数名を使用できます。

Q. importの別名指定方法は？

A. import モジュール名 as 別名の形式で指定できます。例えば、import numpy as np とすると、npという短い名前でNumPyを使用できます。

Q. importの動作の仕組みは？

A. Pythonはimportされたモジュールを探すとき、sys.pathリストに記載されたディレクトリを順に検索します。見つかったモジュールは初回のimport時にコンパイルされ、その後の同じモジュールのimportは高速になります。

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