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Python - 絶対インポート

from package.subpackage import module

フロム パッケージ ドット サブパッケージ インポート モジュール(モジュールとパッケージ

意味 パッケージからモジュールを読み込む


from package.subpackage import moduleとは?

Pythonでは、プログラムを整理して管理するために、コードを「パッケージ」と呼ばれるフォルダに分けて整理することがあります。 「from package.subpackage import module」は、特定のパッケージ内のサブパッケージから、特定のモジュール(特定の機能を持ったPythonファイル)を読み込むための記述です。

from package.subpackage import moduleの具体的な使い方

パッケージとサブパッケージからのモジュールインポート

# myproject/math_utils/basic/calculator.py
def add(a, b):
    return a + b

def subtract(a, b):
    return a - b

# myproject/main.py
from math_utils.basic import calculator

result_add = calculator.add(10, 5)
result_subtract = calculator.subtract(10, 5)

print(f'足し算の結果: {result_add}')
print(f'引き算の結果: {result_subtract}')

👇出力結果

足し算の結果: 15
引き算の結果: 5

この例では、'myproject'というプロジェクト内の'math_utils'パッケージの'basic'サブパッケージから'calculator'モジュールをインポートしています。main.pyファイルで、calculatorモジュールの関数を使用して計算を行い、結果を表示しています。

特定の関数のみをインポートする例

# myproject/utils/string_helpers.py
def reverse_string(s):
    return s[::-1]

def capitalize_words(s):
    return ' '.join(word.capitalize() for word in s.split())

# myproject/main.py
from utils.string_helpers import reverse_string, capitalize_words

original_text = 'hello world'
reversed_text = reverse_string(original_text)
capitalized_text = capitalize_words(original_text)

print(f'元のテキスト: {original_text}')
print(f'反転したテキスト: {reversed_text}')
print(f'単語を大文字にしたテキスト: {capitalized_text}')

👇出力結果

元のテキスト: hello world
反転したテキスト: dlrow olleh
単語を大文字にしたテキスト: Hello World

この例では、'myproject'の'utils'パッケージから'string_helpers'モジュールの特定の関数(reverse_stringとcapitalize_words)のみをインポートしています。main.pyでこれらの関数を使用してテキストを加工し、結果を表示しています。

from package.subpackage import moduleに関するよくある質問

Q. 絶対インポートとは何ですか?
A. 絶対インポートは、プロジェクトのルートディレクトリを基準にしてモジュールやパッケージをインポートする方法です。完全なパス(パッケージ名を含む)を指定してインポートします。
Q. 絶対インポートのメリットは?
A. 絶対インポートは明示的で分かりやすく、コードの移動や再構成に強いです。また、名前の衝突を避けやすく、大規模なプロジェクトで特に有用です。
Q. from importの使い方は?
A. 「from package import module」の形式で使います。これにより、指定したパッケージから特定のモジュールやオブジェクトをインポートできます。モジュール名を省略してオブジェクトを直接使用できるようになります。

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