bytearray

バイトアレイ（データ型）

意味変更可能なバイト列

bytearrayとは？

bytearrayは、bytesと同様に0から255までの数値の並びで表されるバイト列ですが、要素を変更できます。バイナリデータを変更する必要がある場合に使用します。

bytearrayの具体的な使い方

bytearrayの作成と変更

# bytearrayの作成と変更
data = bytearray(b'hello')
print(f"元のデータ: {data}")

# 要素の変更
data[0] = ord('H')
print(f"変更後のデータ: {data}")

# 要素の追加
data.extend(b' world')
print(f"追加後のデータ: {data}")

# 要素の削除
del data[5:]
print(f"削除後のデータ: {data}")

👇出力結果

元のデータ: bytearray(b'hello')
変更後のデータ: bytearray(b'Hello')
追加後のデータ: bytearray(b'Hello world')
削除後のデータ: bytearray(b'Hello')

この例では、bytearrayの作成、要素の変更、追加、削除を行っています。bytearrayは可変なバイト列なので、これらの操作が可能です。

bytearrayに関するよくある質問

Q. bytearrayとbytesの違いは？

A. 主な違いは、bytearrayが変更可能（ミュータブル）であるのに対し、bytesは変更不可能（イミュータブル）という点です。bytearrayは要素を変更できますが、bytesは一度作成すると変更できません。

Q. bytearrayはどんな時に使う？

A. bytearrayは、バイナリデータを操作する必要がある場合に使用します。例えば、ファイルの内容を読み込んで一部を変更する場合や、ネットワークプロトコルの実装でパケットデータを操作する場合などに便利です。

Q. bytearrayの要素の範囲は？

A. bytearrayの各要素は0から255までの整数値です。これは1バイト（8ビット）で表現できる値の範囲に対応しています。

bytearrayが学べる書籍の紹介

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