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Python - 比較演算子

!=

エクスクラメーションマークイコール(演算子

意味 左右が異なるか判定


!=とは?

「!=」は、左辺と右辺が等しくないかどうかを判定する比較演算子です。もし等しくなければTrue、等しければFalseを返します。

!=の具体的な使い方

数値の不等価比較

x = 5
y = 10
z = 5

print(f"x != y: {x != y}")
print(f"x != z: {x != z}")

👇出力結果

x != y: True
x != z: False

この例では、「!=」演算子を使って数値の不等価比較を行っています。異なる値と同じ値の比較を行い、結果を表示しています。

文字列の不等価比較

name1 = "Alice"
name2 = "Bob"
name3 = "Alice"

print(f"name1 != name2: {name1 != name2}")
print(f"name1 != name3: {name1 != name3}")

👇出力結果

name1 != name2: True
name1 != name3: False

ここでは、「!=」演算子を使って文字列の不等価比較を行っています。異なる文字列と同じ内容の文字列を比較しています。

オブジェクトの不等価比較

class Person:
    def __init__(self, name):
        self.name = name

person1 = Person("Alice")
person2 = Person("Alice")

print(f"person1 != person2: {person1 != person2}")
print(f"person1.name != person2.name: {person1.name != person2.name}")

👇出力結果

person1 != person2: True
person1.name != person2.name: False

この例では、「!=」演算子を使ってオブジェクトの不等価比較を行っています。同じ属性を持つ異なるオブジェクトと、オブジェクトの属性同士を比較しています。

!=に関するよくある質問

Q. !=と<>の違いは何ですか?
A. !=と<>は同じ意味で、どちらも「等しくない」を表します。ただし、Pythonでは!=の使用が推奨されており、<>は Python 3では廃止されています。
Q. !=でNoneとの比較はできますか?
A. はい、!=を使ってNoneとの比較ができます。ただし、オブジェクトがNoneかどうかを判定する場合は、is not None を使用するのがより適切です。

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