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Python - 比較演算子

>

大なり(演算子

意味 左辺が右辺より大きいか判定


>とは?

「>」は、左辺が右辺より大きいどうかを判定する比較演算子です。もし左辺が右辺より大きければTrue、そうでなければFalseを返します。

>の具体的な使い方

数値の大小比較

# 数値の大小を比較する
a = 10
b = 5

print(f'{a} > {b} は {a > b}')
print(f'{b} > {a} は {b > a}')

# 等しい値の比較
c = 7
d = 7
print(f'{c} > {d} は {c > d}')

👇出力結果

10 > 5 は True
5 > 10 は False
7 > 7 は False

この例では、数値の大小比較を行っています。a > b は True となり、b > a は False となります。また、等しい値同士の比較(c > d)は False となります。

文字列の比較

# 文字列を辞書順で比較する
fruit1 = 'banana'
fruit2 = 'apple'

print(f"'{fruit1}' > '{fruit2}' は {fruit1 > fruit2}")

# 大文字と小文字の比較
name1 = 'Alice'
name2 = 'alice'

print(f"'{name1}' > '{name2}' は {name1 > name2}")

👇出力結果

'banana' > 'apple' は True
'Alice' > 'alice' は False

文字列の比較では、辞書順(アルファベット順)で比較されます。'banana' は 'apple' よりも辞書順で後ろにあるため、True となります。また、大文字は小文字よりも小さいと判断されるため、'Alice' > 'alice' は False となります。

>に関するよくある質問

Q. >と>=の違いは?
A. >は「より大きい」を意味し、左辺が右辺よりも厳密に大きい場合にTrueを返します。一方、>=は「以上」を意味し、左辺が右辺より大きいか等しい場合にTrueを返します。例えば、5 > 5はFalseですが、5 >= 5はTrueです。
Q. >は文字列比較にも使える?
A. はい、>は文字列比較にも使えます。文字列の場合、アルファベット順で比較されます。例えば、'b' > 'a'はTrueになります。ただし、大文字と小文字は区別されるので注意が必要です。

>が学べる書籍の紹介

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