{key_expression: value_expression for item in iterable if condition}

key_エクスプレッション value_エクスプレッションフォーアイテムインイテラブルイフコンディション（辞書操作）

意味条件に合う辞書を作成

{key_expression: value_expression for item in iterable if condition}とは？

辞書内包表記を使って、既存のリストや辞書などから条件に合うキーと値のペアだけを抜き出して新しい辞書を作成することができます。

{key_expression: value_expression for item in iterable if condition}の具体的な使い方

様々な辞書内包表記の例

# 1. 基本的な辞書内包表記
numbers = range(1, 6)
squares = {num: num**2 for num in numbers}
print('1. 数値の2乗:', squares)

# 2. 条件付き辞書内包表記
even_squares = {num: num**2 for num in numbers if num % 2 == 0}
print('2. 偶数の2乗:', even_squares)

# 3. 既存の辞書から新しい辞書を作成
original = {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3, 'd': 4}
doubled = {k: v*2 for k, v in original.items() if v > 2}
print('3. 値が2より大きい要素を2倍:', doubled)

# 4. 複数のリストから辞書を作成
keys = ['name', 'age', 'city']
values = ['田中', 30, '大阪']
user = {k: v for k, v in zip(keys, values)}
print('4. リストから辞書を作成:', user)

👇出力結果

1. 数値の2乗: {1: 1, 2: 4, 3: 9, 4: 16, 5: 25}
2. 偶数の2乗: {2: 4, 4: 16}
3. 値が2より大きい要素を2倍: {'c': 6, 'd': 8}
4. リストから辞書を作成: {'name': '田中', 'age': 30, 'city': '大阪'}

辞書内包表記の様々な使用例を示しています。基本的な使い方、条件付きの使い方、既存の辞書からの新しい辞書の作成、複数のリストからの辞書作成などを確認できます。

{key_expression: value_expression for item in iterable if condition}に関するよくある質問

Q. 辞書内包表記のメリットは？

A. 辞書内包表記を使うと、ループと条件文を1行で簡潔に記述でき、可読性が向上し、コードが短くなります。また、通常のループよりも処理速度が速いことが多いです。

Q. 複雑な条件も使える？

A. はい、複雑な条件や式を使用できます。ただし、非常に複雑な場合は可読性のために通常のループを使用する方が良いこともあります。

Q. 既存の辞書から新しい辞書？

A. はい、既存の辞書からキーと値を取り出し、条件に基づいて新しい辞書を作成することも可能です。例：{k: v for k, v in old_dict.items() if condition}

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