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Python - 集合操作

discard

ディスカード(集合操作

意味 集合から要素を削除


discardとは?

discardメソッドは、指定した要素を集合から削除します。要素が集合に含まれていない場合は、何も起こりません。

discardの具体的な使い方

集合からの要素削除例

fruits = {'apple', 'banana', 'orange', 'grape'}

# 存在する要素を削除
fruits.discard('banana')
print('bananaを削除した後:', fruits)

# 存在しない要素を削除しようとする(エラーは発生しない)
fruits.discard('melon')
print('存在しないmelonを削除しようとした後:', fruits)

# removeメソッドとの比較(存在しない要素を削除しようとするとエラー)
try:
    fruits.remove('kiwi')
except KeyError:
    print('KeyError: kiwi は集合に存在しません')

👇出力結果

bananaを削除した後: {'apple', 'orange', 'grape'}
存在しないmelonを削除しようとした後: {'apple', 'orange', 'grape'}
KeyError: kiwi は集合に存在しません

このコードでは、discardメソッドを使用して集合から要素を削除する方法を示しています。存在する要素の削除、存在しない要素の削除(エラーは発生しない)、そしてremoveメソッドとの違いを説明しています。

discardに関するよくある質問

Q. 存在しない要素をdiscardするとエラー?
A. いいえ、エラーは発生しません。discardメソッドは、指定した要素が集合に存在しない場合、何も行わずに静かに処理を続けます。
Q. discardとremoveの違いは?
A. discardは要素が存在しない場合に何もしませんが、removeは要素が存在しない場合にKeyErrorを発生させます。存在しない可能性がある要素を削除する場合は、discardの方が安全です。

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