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Python - 集合操作

intersection

インターセクション(集合操作

意味 集合の共通部分を求める


intersectionとは?

intersectionメソッドは、2つの集合の共通部分を返します。共通部分とは、両方の集合に含まれる要素のみを含む集合のことです。

intersectionの具体的な使い方

基本的な集合の共通部分

fruits1 = {"りんご", "バナナ", "オレンジ"}
fruits2 = {"バナナ", "キウイ", "マンゴー"}

共通の果物 = fruits1.intersection(fruits2)

print(f"二つの集合に共通する果物: {共通の果物}")

👇出力結果

二つの集合に共通する果物: {'バナナ'}

二つの果物の集合から共通する要素を抽出します。この例では、「バナナ」が共通の果物として抽出されます。

複数集合の共通部分

set1 = {1, 2, 3, 4}
set2 = {2, 3, 4, 5}
set3 = {3, 4, 5, 6}

共通要素 = set1.intersection(set2, set3)

print(f"3つの集合全てに共通する要素: {共通要素}")

👇出力結果

3つの集合全てに共通する要素: {3, 4}

3つ以上の集合の共通部分を求める場合、intersection()メソッドに複数の引数を渡すことができます。この例では、3つの集合全てに共通する要素を抽出しています。

intersectionに関するよくある質問

Q. intersectionの結果は何型?
A. intersectionメソッドの結果は新しい集合(set)型になります。元の集合は変更されません。
Q. 引数に複数の集合を指定可能?
A. はい、intersection(set1, set2, ...)のように複数の集合を引数として渡すことができます。全ての集合に共通する要素が結果として返されます。
Q. 空集合との共通部分は?
A. 任意の集合と空集合の共通部分は常に空集合になります。例:{1, 2, 3}.intersection(set()) の結果は set() (空集合)です。

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