open

オープン（ファイル操作）

意味ファイルを開く

openとは？

ファイルを使うための準備体操みたいなものです。ファイルを読み書きしたいときは、まず 'open' を使ってファイルを開く必要があります。

openの具体的な使い方

テキストファイルを読み書きする

# テキストファイルの読み書き例

# ファイルに書き込む
with open('example.txt', 'w', encoding='utf-8') as file:
    file.write('Pythonでファイル操作\n')
    file.write('簡単で便利です')

# ファイルから読み込む
with open('example.txt', 'r', encoding='utf-8') as file:
    content = file.read()
    print(content)

👇出力結果

Pythonでファイル操作
簡単で便利です

open()関数を使ってファイルを開き、書き込み('w')と読み込み('r')を行います。withステートメントを使用しているので、ファイルは自動的に閉じられます。

CSVファイルを扱う

import csv

# CSVファイルに書き込む
with open('data.csv', 'w', newline='', encoding='utf-8') as file:
    writer = csv.writer(file)
    writer.writerow(['名前', '年齢', '職業'])
    writer.writerow(['田中太郎', 30, 'エンジニア'])
    writer.writerow(['山田花子', 25, 'デザイナー'])

# CSVファイルから読み込む
with open('data.csv', 'r', encoding='utf-8') as file:
    reader = csv.reader(file)
    for row in reader:
        print(', '.join(row))

👇出力結果

名前, 年齢, 職業
田中太郎, 30, エンジニア
山田花子, 25, デザイナー

open()関数を使ってCSVファイルを開き、csv.writerとcsv.readerを使用してデータの書き込みと読み込みを行います。

openに関するよくある質問

Q. openのモードの種類は？

A. 主なモードには、'r'（読み込み）、'w'（書き込み、ファイルがあれば上書き）、'a'（追記）、'x'（新規作成）があります。'b'を付けるとバイナリモードになります。

Q. ファイルが存在しない時は？

A. 読み込みモード('r')でファイルが存在しない場合はFileNotFoundErrorが発生します。書き込みモード('w')では新しいファイルが作成されます。

Q. openとcloseは必ず必要？

A. はい、ファイルを開いたら必ず閉じる必要があります。withステートメントを使うと自動的に閉じてくれるので、これを使うのがベストプラクティスです。

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