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Python - ファイル操作

seek

シーク(ファイル操作

意味 ファイルポインタを移動


seekとは?

ファイルの特定の場所から読み書きを始めたいときに使う、ちょっと上級者向けの機能です。

seekの具体的な使い方

ファイル内の特定位置にジャンプ

# サンプルファイルを作成
with open('sample.txt', 'w', encoding='utf-8') as f:
    f.write('Python は素晴らしい言語です!')

# ファイルを開いて特定の位置から読み込む
with open('sample.txt', 'r', encoding='utf-8') as f:
    f.seek(10)  # 10バイト目にジャンプ
    content = f.read(5)  # 5文字読み込む
    print(f'10バイト目から5文字: {content}')
    
    f.seek(0)  # ファイルの先頭に戻る
    all_content = f.read()  # すべて読み込む
    print(f'ファイルの全内容: {all_content}')

👇出力結果

10バイト目から5文字: 素晴らし
ファイルの全内容: Python は素晴らしい言語です!

seek()メソッドを使用して、ファイル内の特定の位置にジャンプします。この例では、10バイト目にジャンプしてから5文字を読み込み、その後ファイルの先頭に戻ってすべての内容を読み込んでいます。

seekに関するよくある質問

Q. seek()の引数は何を意味する?
A. seek()の第一引数は、ファイルポインタを移動させる位置をバイト単位で指定します。0は先頭、正の数は先頭からのオフセット、負の数は末尾からのオフセットを意味します。
Q. seek()の使用上の注意点は?
A. テキストモードでファイルを開いている場合、seek()は必ずしも正確にバイト単位で動作しない場合があります。バイナリモード('rb', 'wb'など)で開くと、より正確に制御できます。
Q. seek()の戻り値は何?
A. seek()メソッドは、新しい位置(バイト単位)を整数で返します。これは、移動後のファイルポインタの位置を示しています。

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