re.findall

アールイードットファインドオール（標準ライブラリ）

意味パターンに全て一致

re.findallとは？

re.findallは、文字列全体から正規表現パターンと一致する部分を全て探し、リストで返します。

re.findallの具体的な使い方

URLの抽出例

import re

text = """このウェブサイトは https://www.example.com です。
詳細は https://docs.example.com を参照してください。
問い合わせは https://support.example.com まで。"""

pattern = r'https?://[\w.-]+\.[a-zA-Z]{2,}'

urls = re.findall(pattern, text)

print('抽出されたURL:')
for url in urls:
    print(url)

👇出力結果

抽出されたURL:
https://www.example.com
https://docs.example.com
https://support.example.com

re.findallを使って、テキスト中の全てのURLを抽出する例です。正規表現パターンを使用して、http://またはhttps://で始まるURLを検索し、リストとして取得します。その後、見つかった全てのURLを順に表示します。

re.findallに関するよくある質問

Q. re.findallの戻り値の型は？

A. re.findallは常にリストを返します。マッチが見つからなかった場合は空のリストを返します。

Q. グループを使用した場合の動作は？

A. 正規表現にグループ（括弧）がある場合、re.findallはグループにマッチした部分のみをリストに含めます。複数のグループがある場合、各マッチはタプルとしてリストに含まれます。

Q. 大量のテキストでの使用は？

A. 大量のテキストに対してre.findallを使用すると、メモリ使用量が増大する可能性があります。そのような場合は、re.finditerを使用してイテレータを取得し、必要に応じて処理する方が効率的です。

re.findallが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Pythonのre.findallやos、functools、re.match、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。