shelve
シェルフ(標準ライブラリ)
意味 辞書のように使えるファイル保存
shelveとは?
shelveは、Pythonの標準ライブラリの一つで、データを辞書のようにキーと値のペアでファイルに保存したり、読み込んだりできるモジュールです。ファイルに保存するため、プログラムを終了してもデータは保持されます。
shelveの具体的な使い方
データの永続化例
import shelve
# データの保存
with shelve.open('ユーザーデータ') as db:
db['ユーザー1'] = {'名前': '山田太郎', '年齢': 30, '職業': 'エンジニア'}
db['ユーザー2'] = {'名前': '佐藤花子', '年齢': 25, '職業': 'デザイナー'}
# データの読み込みと表示
with shelve.open('ユーザーデータ') as db:
for key in db.keys():
print(f'{key}: {db[key]}')
# データの更新
with shelve.open('ユーザーデータ') as db:
user = db['ユーザー1']
user['年齢'] = 31
db['ユーザー1'] = user
# 更新後のデータを表示
with shelve.open('ユーザーデータ') as db:
print('更新後のユーザー1:', db['ユーザー1'])
👇出力結果
ユーザー1: {'名前': '山田太郎', '年齢': 30, '職業': 'エンジニア'}
ユーザー2: {'名前': '佐藤花子', '年齢': 25, '職業': 'デザイナー'}
更新後のユーザー1: {'名前': '山田太郎', '年齢': 31, '職業': 'エンジニア'}
このコードは、shelveモジュールを使用してデータを永続化する方法を示しています。まず、ユーザーデータを辞書形式で保存し、その後読み込んで表示します。次に、保存されたデータを更新し、再度表示して変更が反映されていることを確認します。shelveを使用することで、プログラムを終了してもデータが保持され、次回の実行時に再利用できます。
shelveに関するよくある質問
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