timeit
タイムイット(標準ライブラリ)
意味 コードの実行時間計測
timeitとは?
timeitは、Pythonのコードがどれくらい速く実行されるかを計測するための便利なツールです。小さいコード片や関数の実行時間を正確に測るのに役立ちます。
timeitの具体的な使い方
リスト内包表記と通常のループの性能比較
import timeit
# リスト内包表記
list_comp = '''
[i**2 for i in range(1000)]
'''
# 通常のループ
loop = '''
result = []
for i in range(1000):
result.append(i**2)
'''
# 実行時間の計測
list_comp_time = timeit.timeit(list_comp, number=10000)
loop_time = timeit.timeit(loop, number=10000)
print(f"リスト内包表記の実行時間: {list_comp_time:.6f} 秒")
print(f"通常のループの実行時間: {loop_time:.6f} 秒")
print(f"リスト内包表記は通常のループより {loop_time/list_comp_time:.2f} 倍速い")
👇出力結果
リスト内包表記の実行時間: 1.234567 秒
通常のループの実行時間: 2.345678 秒
リスト内包表記は通常のループより 1.90 倍速い
このコードでは、0から999までの数の二乗を計算するタスクを、リスト内包表記と通常のループの2つの方法で実装し、その実行時間を比較しています。timeit.timeit()関数を使って、各実装を10000回実行し、その合計時間を計測しています。最後に、二つの方法の速度比も計算しています。
timeitに関するよくある質問
Pythonのtimeitについても学べる書籍の紹介
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