Route::put()

ルート・プット（ルーティングとコントローラ）

意味 PUTリクエストのルート定義

Route::put()とは？

Route::put()は、LaravelでPUTリクエストを処理するためのルートを定義するメソッドです。PUTリクエストは主にリソース全体の更新に使用され、既存のデータを完全に置き換える際に利用します。

Route::put()の具体的な使い方

基本的なPUTルートの定義

Route::put('/update-user/{id}', function (Request $request, $id) {
    // ユーザー情報の更新処理
    $name = $request->input('name');
    return 'ユーザーID: ' . $id . 'の名前が' . $name . 'に更新されました';
});

👇出力結果

ユーザーID: 1の名前が田中一郎に更新されました

この例では、'/update-user/{id}'というURLにPUTリクエストが送られると、指定されたIDのユーザー情報を更新します。実際の使用では、データベース内のユーザー情報を完全に更新するような処理を行います。

フォームでPUTリクエストを送信する例

<!-- フォームのHTML部分 -->
<form method="POST" action="/update-user/1">
    @csrf
    @method('PUT')
    <input type="text" name="name" value="田中一郎">
    <button type="submit">更新</button>
</form>

<!-- ルートの定義 -->
Route::put('/update-user/{id}', function (Request $request, $id) {
    $name = $request->input('name');
    // ここでデータベースの更新処理を行う
    return 'ユーザーID: ' . $id . 'の名前が' . $name . 'に更新されました';
});

この例では、HTMLフォームを使用してPUTリクエストを送信する方法を示しています。@method('PUT')ディレクティブを使用して、フォームのメソッドをPUTに指定します。ブラウザはPOSTリクエストを送信しますが、Laravelがこれを内部的にPUTリクエストとして処理します。

コントローラを使用したPUTルートの定義

use App\Http\Controllers\UserController;

Route::put('/users/{id}', [UserController::class, 'update']);

この例では、'/users/{id}'というURLにPUTリクエストが送られると、UserControllerクラスのupdateメソッドが呼び出されます。これにより、ルーティングとユーザー更新ロジックを分離し、コードをより整理された状態に保つことができます。

Route::put()に関するよくある質問

Q. PUTとPATCHの違いは？

A. PUTはリソース全体の更新、PATCHは部分的な更新に使用されます。

Q. フォームでPUTを送信する方法は？

A. HTMLフォームは直接PUTをサポートしていないため、POSTメソッドと_methodフィールドを使用します。

Q. PUTリクエストのデータ取得方法は？

A. POSTと同様に、Requestオブジェクトの$request->input()メソッドを使用します。

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