Route::resource()

ルート・リソース（ルーティングとコントローラ）

意味 RESTfulリソースルート作成

Route::resource()とは？

Route::resource()は、Laravelで一般的なCRUD（作成、読み取り、更新、削除）操作に対応する複数のルートを一度に定義するメソッドです。これにより、リソースコントローラに関連する7つの典型的なルートを簡単に作成できます。

Route::resource()の具体的な使い方

基本的なリソースルートの定義

Route::resource('photos', PhotoController::class);

// PhotoController.php
class PhotoController extends Controller
{
    public function index()
    {
        return 'Photos index';
    }

    public function show($id)
    {
        return "Showing photo {$id}";
    }

    // 他のメソッド...
}

👇出力結果

ブラウザで/photosにアクセス: Photos index
/photos/1にアクセス: Showing photo 1

この例では、'photos'リソースに対して7つの標準的なRESTfulルートが自動的に生成されます。各ルートはPhotoControllerの対応するメソッドにマッピングされます。index()メソッドは写真の一覧を、show()メソッドは特定の写真の詳細を表示します。

特定のルートのみを生成

Route::resource('photos', PhotoController::class, ['only' => ['index', 'show']]);

// PhotoController.php
class PhotoController extends Controller
{
    public function index()
    {
        return 'Only photos index';
    }

    public function show($id)
    {
        return "Only showing photo {$id}";
    }
}

👇出力結果

ブラウザで/photosにアクセス: Only photos index
/photos/1にアクセス: Only showing photo 1

この例では、'only'オプションを使用して、indexとshowルートのみを生成しています。これにより、不要なルートの生成を防ぎ、アプリケーションのルーティングをより制御できます。

Route::resource()に関するよくある質問

Q. Resource()で生成されるルートは？

A. Route::resource()は7つの標準的なRESTfulルートを生成します：index（一覧）、create（作成フォーム）、store（保存）、show（詳細）、edit（編集フォーム）、update（更新）、destroy（削除）です。

Q. 特定のルートだけ作成するには？

A. Route::resource()の第3引数に'only'または'except'オプションを指定することで、特定のルートのみを生成したり、特定のルートを除外したりできます。例：Route::resource('photos', PhotoController::class, ['only' => ['index', 'show']]);

Q. ルート名をカスタマイズできる？

A. はい、Route::resource()の第3引数に'names'オプションを指定することで、生成されるルート名をカスタマイズできます。例：Route::resource('photos', PhotoController::class, ['names' => ['create' => 'photos.build']]);

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