Route::middleware()
ルート・ミドルウェア(ルーティングとコントローラ)
意味 ルートにミドルウェア適用
Route::middleware()とは?
Route::middleware()は、Laravelで特定のルートやルートグループにミドルウェアを適用するメソッドです。ミドルウェアは、HTTPリクエストがアプリケーションに到達する前や、レスポンスが送信される前に実行される処理を定義します。
Route::middleware()の具体的な使い方
認証ミドルウェアの適用
Route::middleware(['auth'])->group(function () {
Route::get('/dashboard', function () {
return 'Welcome to the dashboard!';
});
Route::get('/profile', function () {
return 'Your profile';
});
});
👇出力結果
認証済みユーザーが/dashboardにアクセス: Welcome to the dashboard!
認証済みユーザーが/profileにアクセス: Your profile
この例では、'auth'ミドルウェアをグループ内の全てのルートに適用しています。これにより、'/dashboard'と'/profile'にアクセスする前に、ユーザーが認証されていることを確認します。認証されていない場合、ユーザーはログインページにリダイレクトされます。
複数のミドルウェアの適用
Route::middleware(['auth', 'log'])->group(function () {
Route::get('/admin', function () {
return 'Admin area';
});
});
// LogMiddleware.php
class LogMiddleware
{
public function handle($request, Closure $next)
{
Log::info('Accessed: ' . $request->path());
return $next($request);
}
}
👇出力結果
認証済みユーザーが/adminにアクセス: Admin area
ログファイルには 'Accessed: admin' と記録されます。
この例では、'auth'と'log'という2つのミドルウェアをグループに適用しています。'auth'ミドルウェアはユーザー認証を行い、'log'ミドルウェアはアクセスログを記録します。これにより、セキュリティとログ記録の両方を同時に実現できます。
Route::middleware()に関するよくある質問
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