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Laravel - コントローラ

middleware()

ミドルウェア(ルーティングとコントローラ

意味 コントローラにミドルウェア適用


middleware()とは?

middleware()メソッドは、Laravelのコントローラ内で使用され、特定のアクションまたはコントローラ全体にミドルウェアを適用するために使います。ミドルウェアは、HTTPリクエストの処理前後に実行される機能です。

middleware()の具体的な使い方

コントローラでの複数ミドルウェア適用例

<?php

namespace App\Http\Controllers;

use App\Http\Controllers\Controller;
use Illuminate\Http\Request;

class UserController extends Controller
{
    public function __construct()
    {
        $this->middleware('auth');  // 全アクションに認証を要求
        $this->middleware('log')->only(['store', 'update', 'destroy']);  // 特定のアクションのみにログを記録
        $this->middleware('throttle:60,1')->only('login');  // ログインアクションにレート制限を適用
    }

    public function index()
    {
        return 'ユーザー一覧を表示';
    }

    public function store(Request $request)
    {
        return '新規ユーザーを作成';
    }

    public function login(Request $request)
    {
        return 'ログイン処理';
    }
}

👇出力結果

// 実際の出力は各メソッドの実装とミドルウェアの動作に依存します。
// 例えば、認証されていないユーザーがアクセスした場合:
// リダイレクト:/login

// 認証済みユーザーがindex()にアクセスした場合:
// ユーザー一覧を表示

// 認証済みユーザーがstore()を実行した場合(ログも記録される):
// 新規ユーザーを作成

この例では、UserControllerに複数のミドルウェアを適用しています。'auth'ミドルウェアは全アクションに適用され、ユーザーが認証されていることを確認します。'log'ミドルウェアは store、update、destroyアクションにのみ適用され、これらのアクションのログを記録します。'throttle'ミドルウェアはloginアクションにのみ適用され、1分間に60回までのリクエストに制限します。これにより、セキュリティとパフォーマンスの制御を細かく設定できます。

middleware()に関するよくある質問

Q. middleware()の引数は何ですか?
A. middleware()メソッドの第一引数は適用するミドルウェアの名前または配列です。第二引数(オプション)はonly()やexcept()メソッドで、適用するアクションを指定します。
Q. 複数のミドルウェアを適用できる?
A. はい、複数のミドルウェアを適用できます。配列で指定するか、middleware()メソッドを複数回呼び出すことで実現できます。例:$this->middleware(['auth', 'log']);
Q. コンストラクタ以外で使用できる?
A. はい、個別のメソッド内でも使用できます。ただし、通常はコンストラクタで定義することが推奨されます。メソッド内で使用する場合は、そのメソッドにのみミドルウェアが適用されます。

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