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Laravel - 大量データ処理

cursor()

カーソル(Eloquent ORM とデータベース操作

意味 データを順次処理


cursor()とは?

cursor()メソッドは、大量のデータを効率的に処理するためのツールです。データベースから少しずつデータを取り出し、メモリ使用量を抑えながら処理を行うことができます。

cursor()の具体的な使い方

大量のユーザーデータを効率的に処理する例

use App\Models\User;

$processedCount = 0;

foreach (User::cursor() as $user) {
    // ユーザーのメールアドレスを更新する処理
    $user->email = strtolower($user->email);
    $user->save();
    
    $processedCount++;
    
    // 100件ごとに進捗を表示
    if ($processedCount % 100 === 0) {
        echo "処理済み: {$processedCount}件\n";
    }
}

echo "全ての処理が完了しました。合計: {$processedCount}件";

👇出力結果

処理済み: 100件
処理済み: 200件
処理済み: 300件
...
全ての処理が完了しました。合計: 10000件

この例では、cursor()メソッドを使用して大量のユーザーデータを効率的に処理しています。各ユーザーのメールアドレスを小文字に変換し、100件ごとに進捗を表示します。cursor()を使用することで、メモリ使用量を抑えながら大量のデータを処理できます。

cursor()に関するよくある質問

Q. cursor()とget()の違いは?
A. cursor()はデータを一度に全て取得せず、少しずつ取得します。一方、get()は全データを一度にメモリに読み込みます。大量のデータを扱う場合、cursor()の方がメモリ効率が良いです。
Q. cursor()はいつ使うべき?
A. 大量のデータを処理する必要があり、メモリ使用量を抑えたい場合に使用します。例えば、数十万件以上のレコードを処理する場合や、バッチ処理を行う場合に適しています。
Q. cursor()の欠点は?
A. cursor()は1つずつデータを取得するため、全データを一度に取得するget()と比べて処理速度が遅くなる可能性があります。また、データベース接続を長時間維持する必要があるため、タイムアウトに注意が必要です。

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