@forelse

アットフォーエルス（ビューとBlade）

意味空でない配列の処理と空の場合の処理

@forelseとは？

@forelseは、Laravelのビューで使用されるBladeディレクティブの一つです。配列やコレクションが空でない場合はループ処理を行い、空の場合は代替の処理を実行します。これにより、データの有無に応じて異なる表示を簡潔に記述できます。

@forelseの具体的な使い方

商品リストの表示と空チェック

@php
$products = []; // 空の配列をテスト
@endphp

@forelse ($products as $product)
    <div class="product">
        <h3>{{ $product['name'] }}</h3>
        <p>価格: {{ $product['price'] }}円</p>
    </div>
@empty
    <p>現在、商品はありません。</p>
@endforelse

👇出力結果

<p>現在、商品はありません。</p>

この例では、商品リストが空かどうかをチェックしています。商品がある場合は各商品の詳細を表示し、ない場合は「現在、商品はありません。」というメッセージを表示します。

タスクリストの表示と空チェック

@php
$tasks = [
    ['id' => 1, 'name' => 'レポート作成', 'completed' => false],
    ['id' => 2, 'name' => '会議準備', 'completed' => true]
];
@endphp

<h2>タスクリスト</h2>
@forelse ($tasks as $task)
    <div class="task {{ $task['completed'] ? 'completed' : '' }}">
        <input type="checkbox" {{ $task['completed'] ? 'checked' : '' }}>
        {{ $task['name'] }}
    </div>
@empty
    <p>タスクはありません。新しいタスクを追加してください。</p>
@endforelse

👇出力結果

<h2>タスクリスト</h2>
<div class="task ">
    <input type="checkbox" >
    レポート作成
</div>
<div class="task completed">
    <input type="checkbox" checked>
    会議準備
</div>

この例では、タスクリストを表示し、各タスクの完了状態をチェックボックスで表現しています。タスクがない場合は、タスク追加を促すメッセージを表示します。

@forelseに関するよくある質問

Q. @forelseと@foreachの違いは？

A. @forelseは@foreachの拡張版で、配列が空の場合の処理を@emptyで指定できます。@foreachは単純なループで、空の場合の特別な処理はありません。

Q. @forelseはどんな時に使うべきですか？

A. データの有無に応じて異なる表示をしたい場合に@forelseを使います。例えば、商品リストが空の場合に「商品がありません」と表示したい時などに適しています。

Q. @forelseで空でない場合の処理は必須？

A. はい、@forelseディレクティブを使用する場合、空でない場合の処理（ループ処理）は必須です。空の場合の処理は@emptyで指定します。

@forelseが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Laravelの@forelseや{ }、{!! !!}、@yield、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。