@verbatim

アットバーベイタム（ビューとBlade）

意味 Blade記法の無効化

@verbatimとは？

@verbatimはLaravelのBladeテンプレートで使用され、指定された部分でのBlade記法の解釈を無効にするディレクティブです。主にJavaScriptのテンプレートなど、Bladeと似た構文を使用する場合に便利です。

@verbatimの具体的な使い方

JavaScriptテンプレートの保護

<script>
    var app = new Vue({
        el: '#app',
        data: {
            message: 'こんにちは、Vue.js!'
        },
        template: @verbatim
            '<div>
                <h1>{{ message }}</h1>
                <p>現在時刻: {{ new Date().toLocaleString() }}</p>
            </div>'
        @endverbatim
    });
</script>

この例では、@verbatimディレクティブを使用してVue.jsのテンプレート文字列をBladeの解釈から保護しています。これにより、Vue.jsの二重中括弧構文 {{ }} がBladeによって誤って解釈されることを防ぎ、正しくJavaScriptに渡されます。

Angular.jsテンプレートの保護

@verbatim
<div ng-app="myApp" ng-controller="myCtrl">
    <h1>{{ title }}</h1>
    <ul>
        <li ng-repeat="item in items">{{ item }}</li>
    </ul>
    <p>合計: {{ items.length }}個</p>
</div>
@endverbatim

<script>
    var app = angular.module('myApp', []);
    app.controller('myCtrl', function($scope) {
        $scope.title = '買い物リスト';
        $scope.items = ['りんご', 'バナナ', 'オレンジ'];
    });
</script>

この例では、@verbatimディレクティブを使用してAngular.jsのテンプレートをBladeの解釈から保護しています。これにより、Angular.jsの二重中括弧構文 {{ }} やng-repeatディレクティブなどがBladeによって誤って解釈されることを防ぎ、正しくHTMLとして出力されます。

@verbatimに関するよくある質問

Q. @verbatimの使用目的は？

A. @verbatimディレクティブの主な目的は、Bladeテンプレート内でBladeの構文解釈を一時的に無効にすることです。これは主に、JavaScriptフレームワーク（Vue.jsなど）のテンプレート構文がBladeの構文と似ている場合に、競合を避けるために使用されます。

Q. @verbatimの適用範囲は？

A. @verbatimディレクティブは、@verbatimと@endverbatimで囲まれた範囲内のみに適用されます。この範囲外では、通常通りBladeの構文が解釈されます。必要な部分だけを@verbatimで囲むことで、効果的に使用できます。

Q. @verbatimの代替手段は？

A. @verbatimの代わりに、二重中括弧{@{{ }}を使用することもできます。これは単一の式に対してBladeの解釈を避けたい場合に便利です。ただし、大きなブロックに対しては@verbatimの方が適しています。

@verbatimが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Laravelの@verbatimや@break、{ }、<x-component>、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。