@method

アットメソッド（フォームとCSRF）

意味 HTTPメソッドの指定

@methodとは？

@methodはLaravelのBladeテンプレートで使用されるディレクティブです。HTMLフォームでPUT、PATCH、DELETEなどのHTTPメソッドを指定するために使用されます。

@methodの具体的な使い方

ユーザー情報更新フォーム

<form action="/users/1" method="POST">
    @csrf
    @method('PUT')
    <div>
        <label for="name">名前:</label>
        <input type="text" id="name" name="name" value="{{ $user->name }}" required>
    </div>
    <div>
        <label for="email">メールアドレス:</label>
        <input type="email" id="email" name="email" value="{{ $user->email }}" required>
    </div>
    <button type="submit">更新</button>
</form>

この例では、ユーザー情報を更新するフォームで@methodディレクティブを使用しています。@method('PUT')を指定することで、フォームのHTTPメソッドをPUTに設定しています。これにより、LaravelのRESTfulなルーティングシステムと連携して、適切なコントローラーメソッドにリクエストを送信できます。

リソース削除フォーム

<form action="/posts/{{ $post->id }}" method="POST">
    @csrf
    @method('DELETE')
    <p>本当に「{{ $post->title }}」を削除しますか？</p>
    <button type="submit">削除する</button>
</form>

この例では、ブログ記事を削除するフォームで@methodディレクティブを使用しています。@method('DELETE')を指定することで、フォームのHTTPメソッドをDELETEに設定しています。これにより、LaravelのRESTfulなルーティングシステムと連携して、適切な削除処理を行うコントローラーメソッドにリクエストを送信できます。

@methodに関するよくある質問

Q. @methodの使用目的は？

A. @methodディレクティブは、HTMLフォームでPUT、PATCH、DELETEなどのHTTPメソッドを指定するために使用します。HTMLフォームは通常GETとPOSTのみをサポートするため、これらの他のHTTPメソッドを使用する場合に必要です。

Q. @methodと@csrfの違いは？

A. @methodはHTTPメソッドを指定するためのものであり、@csrfはCSRF保護のためのトークンを生成します。両方とも多くの場合フォーム内で使用されますが、役割が異なります。

Q. @methodを使わずにPUTは可能？

A. @methodを使わずにPUTリクエストを送信することは困難です。LaravelはHTMLフォームの制限を克服するために@methodを提供しており、これを使用することでRESTfulなルーティングを簡単に実装できます。

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