Gate::allows()
ゲート・アラウズ(認証と認可)
意味 特定の操作の許可を確認
Gate::allows()とは?
Gate::allows()は、Laravelのポリシーとゲートの機能の一部で、特定のユーザーが特定の操作を実行する権限を持っているかどうかを確認するメソッドです。このメソッドは、指定された条件が真の場合にtrueを返します。
Gate::allows()の具体的な使い方
コントローラーでの認可チェック
public function update(Request $request, Post $post)
{
if (Gate::allows('edit-post', $post)) {
// 投稿の更新処理
$post->update($request->all());
return redirect()->route('posts.show', $post)->with('success', '投稿が更新されました。');
}
return back()->with('error', '投稿の編集権限がありません。');
}
この例では、コントローラーの更新メソッド内でGate::allows()を使用しています。現在のユーザーが$postという投稿を編集する権限を持っているかどうかを確認し、権限がある場合のみ更新処理を行います。権限がない場合はエラーメッセージと共に前のページに戻ります。
複数のリソースに対する認可チェック
public function massDelete(Request $request)
{
$postIds = $request->input('post_ids');
$posts = Post::findMany($postIds);
foreach ($posts as $post) {
if (!Gate::allows('delete-post', $post)) {
return back()->with('error', '一部の投稿を削除する権限がありません。');
}
}
// すべての投稿の削除権限がある場合、削除を実行
Post::destroy($postIds);
return redirect()->route('posts.index')->with('success', '選択された投稿が削除されました。');
}
この例では、複数の投稿を一括削除する際に、各投稿に対して削除権限があるかどうかをチェックしています。一つでも権限のない投稿があれば、エラーメッセージを表示して処理を中止します。すべての投稿に対して権限がある場合のみ、削除を実行します。
Gate::allows()に関するよくある質問
Gate::allows()が学べる書籍の紹介
「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、LaravelのGate::allows()やAuth::attempt()、Auth::login()、Gate::denies()、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。
よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。
HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。
Laravelを学べる「プログラミング単語帳」アプリ
プログラミング単語帳がアプリになりました!Laravelはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。
収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。
2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!
2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!