$request->input()

リクエストインプット（リクエストとバリデーション）

意味特定の入力値の取得

$request->input()とは？

$request->input()はLaravelで、現在のHTTPリクエストから特定の入力値を取得するメソッドです。フォームフィールドの値やURLパラメータなど、指定した名前の入力値を取得します。

$request->input()の具体的な使い方

基本的な入力値の取得

public function update(Request $request)
{
    $name = $request->input('name');
    $email = $request->input('email', '[email protected]');
    
    return "名前: {$name}\nメールアドレス: {$email}";
}

👇出力結果

名前: 山田太郎
メールアドレス: [email protected]

この例では、updateメソッド内で$request->input()を使用して、'name'と'email'の値を取得しています。'email'の場合、第二引数にデフォルト値を指定しているので、値が存在しない場合はこのデフォルト値が使用されます。取得した値を返して確認しています。

ネストされた入力値の取得

public function processOrder(Request $request)
{
    $productName = $request->input('product.name');
    $productPrice = $request->input('product.price');
    
    return "商品名: {$productName}\n価格: {$productPrice}円";
}

👇出力結果

商品名: ラーメン
価格: 800円

この例では、ドット記法を使用してネストされた入力値を取得しています。'product.name'と'product.price'を指定することで、商品の名前と価格を取得しています。これは、JSONデータや多次元配列の場合に便利です。

$request->input()に関するよくある質問

Q. デフォルト値の指定方法は？

A. $request->input()メソッドの第二引数にデフォルト値を指定できます。例：$request->input('email', '[email protected]')

Q. 配列の値を取得するには？

A. ドット記法を使用して配列の値を取得できます。例：$request->input('products.0.name')で最初の製品の名前を取得できます。

Q. 全ての入力値を取得するには？

A. $request->all()メソッドを使用すると、リクエストの全ての入力値を配列として取得できます。

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