$request->only()

リクエストオンリー（リクエストとバリデーション）

意味指定入力のみ取得

$request->only()とは？

$request->only()はLaravelで、現在のHTTPリクエストから指定した入力値のみを取得するメソッドです。全ての入力データではなく、必要な特定のデータだけを取得したい場合に使用します。

$request->only()の具体的な使い方

フォームデータの一部のみを取得

public function store(Request $request)
{
    $data = $request->only(['name', 'email']);
    
    echo "取得したデータ:\n";
    foreach ($data as $key => $value) {
        echo "{$key}: {$value}\n";
    }
}

👇出力結果

取得したデータ:
name: 佐藤花子
email: [email protected]

この例では、$request->only()を使用して、フォームから送信されたデータのうち'name'と'email'のみを取得しています。他のフィールドが送信されていても、それらは無視されます。取得したデータを表示して確認しています。

複数のパラメータを個別に指定

public function updateProfile(Request $request)
{
    $profileData = $request->only('username', 'bio', 'location');
    
    echo "更新するプロフィールデータ:\n";
    foreach ($profileData as $key => $value) {
        echo "{$key}: {$value}\n";
    }
}

👇出力結果

更新するプロフィールデータ:
username: coder123
bio: PHPとLaravelが大好きなプログラマーです。
location: 東京

この例では、$request->only()に複数のパラメータを個別に指定しています。配列ではなく、カンマで区切られた引数として渡すこともできます。プロフィール更新に必要なデータのみを取得し、表示しています。

$request->only()に関するよくある質問

Q. only()と input()の違いは？

A. only()は指定したキーの値のみを配列で返しますが、input()は単一の値を返します。複数のフィールドを一度に取得する場合はonly()が便利です。

Q. 存在しないキーを指定した場合は？

A. 存在しないキーを指定した場合、そのキーは返される配列に含まれません。エラーは発生しません。

Q. 配列以外の引数も使えますか？

A. はい、可変長引数を受け付けるので、配列だけでなく複数の引数を直接指定することもできます。例：$request->only('name', 'email')

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