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Laravel - バリデーション

FormRequestバリデーション

フォームリクエストバリデーション(リクエストとバリデーション

意味 フォームの入力値を検証


FormRequestバリデーションとは?

FormRequestのバリデーションは、フォームから送信されたデータの検証を専用のクラスで行う方法です。これにより、コントローラーをスリムに保ち、バリデーションロジックを再利用可能な形で分離できます。

FormRequestバリデーションの具体的な使い方

基本的な使用例

<?php

namespace App\Http\Requests;

use Illuminate\Foundation\Http\FormRequest;

class StorePostRequest extends FormRequest
{
    public function authorize()
    {
        return true;
    }

    public function rules()
    {
        return [
            'title' => 'required|max:255',
            'body' => 'required',
            'published_at' => 'nullable|date',
        ];
    }

    public function messages()
    {
        return [
            'title.required' => 'タイトルは必須です。',
            'title.max' => 'タイトルは255文字以内で入力してください。',
            'body.required' => '本文は必須です。',
            'published_at.date' => '公開日は正しい日付形式で入力してください。',
        ];
    }
}

この例では、StorePostRequestクラスを定義しています。authorizeメソッドでリクエストの認可を行い、rulesメソッドでバリデーションルールを設定しています。'title'フィールドは必須で最大255文字、'body'フィールドは必須、'published_at'フィールドは任意の日付としています。また、messagesメソッドでカスタムエラーメッセージを定義しています。

コントローラでの使用例

<?php

namespace App\Http\Controllers;

use App\Http\Requests\StorePostRequest;
use App\Models\Post;

class PostController extends Controller
{
    public function store(StorePostRequest $request)
    {
        // バリデーションは自動的に実行されます
        $validatedData = $request->validated();

        $post = Post::create($validatedData);

        return redirect()->route('posts.show', $post)
            ->with('success', '投稿が正常に作成されました。');
    }
}

この例では、PostControllerのstoreメソッドでStorePostRequestを使用しています。FormRequestを引数に指定するだけで、自動的にバリデーションが実行されます。バリデーションに成功した場合のみ、メソッドの処理が続行されます。validated()メソッドを使用して、バリデーション済みのデータを取得しています。

FormRequestバリデーションに関するよくある質問

Q. FormRequestとは何ですか?
A. FormRequestは、Laravelで提供されるリクエストの検証とバリデーションを専用のクラスで行うための機能です。これにより、コントローラーからバリデーションロジックを分離し、再利用可能な形で管理できます。
Q. バリデーションエラー時の動作は?
A. バリデーションエラーが発生した場合、Laravelは自動的に元のページにリダイレクトし、エラーメッセージをセッションに保存します。これらのエラーメッセージは、ビュー内で簡単に表示できます。
Q. カスタムエラーメッセージは設定可能?
A. はい、FormRequest内でmessagesメソッドをオーバーライドすることで、カスタムエラーメッセージを設定できます。各バリデーションルールに対して、独自のエラーメッセージを定義することが可能です。

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