nullable()

ヌラブル（リクエストとバリデーション）

意味空値を許可するバリデーション

nullable()とは？

nullable()メソッドは、Laravelのバリデーションルールの一つで、フィールドが空（null）であることを許可します。これにより、必須ではないフィールドに対して他のバリデーションルールを適用しつつ、値が提供されない場合も許容することができます。

nullable()の具体的な使い方

任意フィールドの例

$request = new Request([
    'email' => null,
]);

$validator = Validator::make($request->all(), [
    'email' => 'nullable|email|unique:users',
]);

if ($validator->fails()) {
    echo $validator->errors()->first('email');
} else {
    echo 'バリデーション成功';
}

// 値がある場合のチェック
$request = new Request([
    'email' => 'invalid-email',
]);

$validator = Validator::make($request->all(), [
    'email' => 'nullable|email|unique:users',
]);

if ($validator->fails()) {
    echo $validator->errors()->first('email');
} else {
    echo 'バリデーション成功';
}

👇出力結果

バリデーション成功
The email must be a valid email address.

この例では、'email'フィールドにnullable()ルールを適用しています。nullの場合はバリデーションをパスし、値が提供された場合は有効なメールアドレスであることを確認します。最初の例ではnullを渡してバリデーションが成功し、2番目の例では無効なメールアドレスを渡してエラーが発生します。

nullable()に関するよくある質問

Q. nullable()の使用場面は？

A. nullable()は、フォームフィールドが必須ではないが、値が提供された場合は特定の条件を満たす必要がある場合に使用します。例えば、オプションの電話番号フィールドで、入力された場合は有効な形式であることを確認する場合などです。

Q. nullable()と空文字列の扱いは？

A. nullable()は主にnull値を許可するためのものですが、デフォルトではLaravelは空文字列もnullとして扱います。ただし、strict()ルールと組み合わせると、空文字列とnullを区別することができます。

Q. required()とnullable()の違いは？

A. required()はフィールドが必ず存在し、空でない値を持つことを要求します。一方、nullable()はフィールドが存在しない、またはnull値であることを許可します。nullable()は他のバリデーションルールと組み合わせて使用されることが多いです。

nullable()が学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Laravelのnullable()や$request->validate()、$request->only()、Validator::make()、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。