delay()
ディレイ(キューとジョブ)
意味 ジョブの実行を遅延させる
delay()とは?
delay()メソッドは、ジョブの実行を指定した時間だけ遅らせる機能を提供します。ジョブをキューに追加する際に、即時実行ではなく、将来の特定の時間に実行したい場合に使用します。
delay()の具体的な使い方
ジョブの遅延ディスパッチと条件付き遅延
use App\Jobs\ProcessPodcast;
use App\Models\Podcast;
use Illuminate\Support\Facades\Log;
class PodcastController extends Controller
{
public function schedule(Podcast $podcast)
{
// 基本的な遅延ディスパッチ
ProcessPodcast::dispatch($podcast)
->delay(now()->addMinutes(10));
// 条件に基づく遅延ディスパッチ
$delayMinutes = $podcast->isLong() ? 30 : 10;
ProcessPodcast::dispatch($podcast)
->delay(now()->addMinutes($delayMinutes));
Log::info("ポッドキャスト {$podcast->id} の処理が {$delayMinutes} 分後にスケジュールされました。");
return response()->json(['message' => 'ポッドキャスト処理がスケジュールされました']);
}
}
class Podcast extends Model
{
public function isLong()
{
return $this->duration > 60; // 60分以上を長尺と定義
}
}
👇出力結果
// ログファイルに記録される内容
[2023-06-01 16:00:00] local.INFO: ポッドキャスト 123 の処理が 30 分後にスケジュールされました。
// APIレスポンス
{
"message": "ポッドキャスト処理がスケジュールされました"
}
この例では、ポッドキャスト処理ジョブを遅延ディスパッチする方法を示しています。基本的な10分後の遅延と、ポッドキャストの長さに応じて遅延時間を調整する条件付き遅延を実装しています。また、スケジューリング情報をログに記録し、APIレスポンスを返しています。
delay()に関するよくある質問
delay()が学べる書籍の紹介
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