Cache::add()

キャッシュアッド（キャッシュとセッション）

意味キャッシュに新規項目を追加

Cache::add()とは？

Cache::add()メソッドは、Laravelのキャッシュシステムに新しい項目を追加するために使用します。ただし、指定したキーがすでに存在する場合は追加されません。これにより、既存のデータを誤って上書きするのを防ぐことができます。

Cache::add()の具体的な使い方

APIキーをキャッシュに追加

// APIキーをキャッシュに追加（1日間有効）
$added = Cache::add('api_key', 'abc123', 86400);

if ($added) {
    echo "新しいAPIキーがキャッシュに追加されました。";
} else {
    echo "APIキーは既に存在します。";
}

// 現在のAPIキーを表示
$currentApiKey = Cache::get('api_key');
echo "\n現在のAPIキー: " . $currentApiKey;

👇出力結果

APIキーは既に存在します。
現在のAPIキー: abc123

この例では、'api_key'というキーで'abc123'という値をキャッシュに1日間（86400秒）保存しようとしています。Cache::add()は、キーが存在しない場合のみ値を追加するため、既存のAPIキーを誤って上書きすることを防ぎます。操作の結果に応じてメッセージを表示し、最後に現在のAPIキーを表示しています。

Cache::add()に関するよくある質問

Q. Cache::add()とCache::put()の違い

A. Cache::add()は指定したキーが存在しない場合のみ値を追加し、既存のキーがある場合は何もしません。一方、Cache::put()は常に値を設定し、既存のキーがある場合は上書きします。

Q. 戻り値の意味は？

A. Cache::add()メソッドは、キャッシュへの追加が成功した場合はtrueを、キーが既に存在して追加できなかった場合はfalseを返します。この戻り値を使って、操作が成功したかどうかを確認できます。

Cache::add()が学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、LaravelのCache::add()やCache::get()、Cache::put()、Cache::remember()、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。