$this->json()

ディス・ジェイソン（テスト）

意味 JSONリクエストのテスト

$this->json()とは？

$this->json() は、Laravelのテストクラス内で使用するメソッドです。このメソッドは、JSONデータを含むHTTPリクエストをシミュレートするために使用され、指定したメソッド、URL、データを使ってJSONリクエストを送信し、その結果を検証することができます。

$this->json()の具体的な使い方

JSONリクエストのテスト例

class ApiTest extends TestCase
{
    public function testCreateUserApi()
    {
        // JSONデータを準備
        $userData = [
            'name' => '山田太郎',
            'email' => '[email protected]',
            'password' => 'secret123'
        ];

        // POSTリクエストを送信
        $response = $this->json('POST', '/api/users', $userData);

        // レスポンスのステータスコードを確認
        $response->assertStatus(201);

        // レスポンスの内容を確認
        $response->assertJson([
            'name' => '山田太郎',
            'email' => '[email protected]'
        ]);

        // データベースにユーザーが作成されたことを確認
        $this->assertDatabaseHas('users', [
            'name' => '山田太郎',
            'email' => '[email protected]'
        ]);
    }
}

👇出力結果

JSONリクエストのテスト結果: 成功
レスポンスステータス: 201
レスポンス内容: {"name":"山田太郎","email":"[email protected]","id":1,"created_at":"2023-05-01T12:00:00Z","updated_at":"2023-05-01T12:00:00Z"}
データベース確認: ユーザーが正常に作成されました

この例では、新しいユーザーを作成するAPIをテストしています。JSONデータを準備し、POSTリクエストを送信した後、レスポンスのステータスコードが201（作成成功）であることを確認します。さらに、レスポンスの内容が期待通りであることと、データベースに新しいユーザーが実際に作成されたことを確認しています。

$this->json()に関するよくある質問

Q. $this->json()の引数は何？

A. $this->json()メソッドは通常4つの引数を取ります。1つ目はHTTPメソッド（'GET', 'POST'など）、2つ目はURL、3つ目はJSONデータの配列、4つ目（省略可能）はヘッダー情報の配列です。

Q. JSONデータの形式は？

A. JSONデータは、PHPの連想配列として指定します。例えば、['name' => 'Sally']のように記述します。このデータは自動的にJSONに変換されてリクエストボディに含まれます。

Q. レスポンスの内容を確認するには？

A. レスポンスの内容を確認するには、$response->getContent()メソッドを使用します。これにより、サーバーから返されたJSONデータを文字列として取得できます。さらに詳細な検証には、$response->assertJson()などのアサーションメソッドも利用できます。

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