actingAs()

ディス・アクティング・アズ（テスト）

意味テスト用ユーザー設定

actingAs()とは？

$this->actingAs()は、Laravelのテストで特定のユーザーとしてアプリケーションを操作するためのメソッドです。このメソッドを使うと、認証が必要な機能をテストする際に、指定したユーザーとしてログインした状態をシミュレートできます。

actingAs()の具体的な使い方

認証ユーザーとしてのアクセス制限テスト

use App\Models\User;

public function testAdminCanAccessAdminPanel()
{
    $admin = User::factory()->create(['is_admin' => true]);
    $regularUser = User::factory()->create(['is_admin' => false]);

    // 管理者ユーザーとしてアクセス
    $adminResponse = $this->actingAs($admin)->get('/admin/panel');
    $adminResponse->assertStatus(200);

    // 一般ユーザーとしてアクセス
    $userResponse = $this->actingAs($regularUser)->get('/admin/panel');
    $userResponse->assertStatus(403); // アクセス拒否
}

👇出力結果

管理者ユーザーはアクセス可能、一般ユーザーはアクセス拒否

この例では、actingAs()メソッドを使用して、管理者ユーザーと一般ユーザーとして別々にアクセスをテストしています。管理者パネルへのアクセス権限を確認し、管理者ユーザーはアクセスできるが、一般ユーザーはアクセスを拒否されることを検証しています。

actingAs()に関するよくある質問

Q. actingAs()の引数には何を渡すの？

A. actingAs()メソッドには、認証されたユーザーとして扱いたいユーザーモデルのインスタンスを渡します。通常は、ファクトリーを使用して作成したテスト用のユーザーを渡します。

Q. actingAs()の効果はいつまで続くの？

A. actingAs()の効果は、そのテストメソッド内でのみ有効です。テストメソッドが終了すると、認証状態はリセットされます。別のテストメソッドで異なるユーザーとして認証したい場合は、そのメソッド内で再度actingAs()を呼び出す必要があります。

Q. 複数のガードで使用できますか？

A. はい、actingAs()メソッドは複数のガードで使用できます。デフォルトでは'web'ガードを使用しますが、第二引数にガード名を指定することで、異なるガードを使用できます。例: $this->actingAs($admin, 'admin')

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