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Laravel - 配列とオブジェクト

dump()

ダンプ(ヘルパー関数

意味 デバッグ用の出力


dump()とは?

dump()は、変数の内容を詳細に表示するヘルパー関数です。dd()と似ていますが、スクリプトの実行を終了しない点が異なります。複数の変数を一度に確認したい場合に便利です。

dump()の具体的な使い方

オブジェクトのダンプと処理の続行

class User {
    public $name;
    public $email;

    public function __construct($name, $email) {
        $this->name = $name;
        $this->email = $email;
    }
}

$user = new User('佐藤花子', '[email protected]');

dump($user);

echo "処理を続行します。\n";
echo "ユーザー名: {$user->name}";

👇出力結果

User {#1
  +name: "佐藤花子"
  +email: "[email protected]"
}
処理を続行します。
ユーザー名: 佐藤花子

この例では、Userクラスのインスタンスを作成し、dump()関数でそのオブジェクトの内容を表示しています。dump()の後もスクリプトの実行は続行され、追加の情報が出力されます。

dump()に関するよくある質問

Q. dump()とdd()の違いは?
A. dump()はdd()と同様に変数の内容を表示しますが、スクリプトの実行を終了しません。複数の箇所で変数の状態を確認したい場合に便利です。
Q. dump()は本番環境で使える?
A. 技術的には使用可能ですが、推奨されません。dump()はデバッグ情報を表示するため、セキュリティリスクとなる可能性があります。本番環境では適切なログ記録を使用すべきです。
Q. dump()で複数の変数を表示できる?
A. はい、dump()は複数の引数を受け取ることができます。例えば、dump($var1, $var2, $var3)のように使用できます。各変数の内容が順番に表示されます。

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