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Laravel - 国際化

trans()

トランス(ヘルパー関数

意味 翻訳用のヘルパー関数


trans()とは?

trans()は、Laravelで多言語対応を実現するためのヘルパー関数です。指定したキーに対応する翻訳テキストを返します。これを使うことで、アプリケーションの言語を簡単に切り替えられます。

trans()の具体的な使い方

シンプルな翻訳例

echo trans('messages.welcome');

👇出力結果

アプリケーションへようこそ!

この例では、'messages.welcome'キーに対応する翻訳テキストを表示します。異なる言語設定に応じて、適切な翻訳が表示されます。

パラメータ置換を含む翻訳例

$name = 'Alice';
echo trans('messages.greeting', ['name' => $name]);

👇出力結果

こんにちは、Alice!

この例では、翻訳テキスト内のプレースホルダー:nameを、変数$nameの値で置換しています。これにより、動的な値を翻訳テキストに組み込むことができます。

複数形対応の翻訳例

$count = 3;
echo trans_choice('messages.apples', $count, ['count' => $count]);

👇出力結果

リンゴが3個あります。

この例では、trans_choice()関数を使用して、数量に応じた適切な翻訳を選択しています。英語の場合、単数形と複数形で異なる表現を使用できます。

trans()に関するよくある質問

Q. trans()の引数には何を指定する?
A. trans()の引数には、翻訳ファイルのキーを指定します。通常、'ファイル名.キー'の形式で指定します。例えば、'messages.welcome'は messages.php ファイル内の welcome キーを参照します。
Q. 言語ファイルはどこに配置する?
A. 言語ファイルは resources/lang ディレクトリ内に、言語コードのサブディレクトリ(例:en, ja)を作成し、その中に配置します。ファイル名は通常、機能や分類に応じて(例:messages.php, validation.php)付けます。
Q. 動的な値を翻訳に含めるには?
A. 動的な値を含める場合は、翻訳文字列内にプレースホルダー(例::name)を使用し、trans()の第2引数に置換する値の配列を渡します。例:trans('messages.greeting', ['name' => 'Alice']);
Q. デフォルト言語の設定方法は?
A. デフォルト言語は config/app.php ファイルの 'locale' キーで設定します。アプリケーション実行中に言語を変更する場合は、App::setLocale('言語コード') メソッドを使用します。

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