php artisan make:mail

ピーエイチピーアーティザンメイクメール（Artisanコマンド）

意味新しいメールクラスを作成

php artisan make:mailとは？

このコマンドは、新しいメールクラスを作成します。メールクラスは、アプリケーションから送信されるEメールの内容と構造を定義します。

php artisan make:mailの具体的な使い方

メールクラス作成と実装例

php artisan make:mail OrderShipped --markdown=emails.orders.shipped

// app/Mail/OrderShipped.php
namespace App\Mail;

use App\Models\Order;
use Illuminate\Bus\Queueable;
use Illuminate\Mail\Mailable;
use Illuminate\Queue\SerializesModels;

class OrderShipped extends Mailable
{
    use Queueable, SerializesModels;

    public $order;

    public function __construct(Order $order)
    {
        $this->order = $order;
    }

    public function build()
    {
        return $this->markdown('emails.orders.shipped')
                    ->subject('注文商品が発送されました');
    }
}

// メール送信例
$order = Order::find(1);
Mail::to($order->user->email)->send(new OrderShipped($order));

このコマンドは'OrderShipped'という名前の新しいメールクラスを作成し、Markdownテンプレートを使用するように設定します。メールクラス内で、メールの内容や送信に関する設定を行います。コンストラクタで必要なデータを受け取り、build()メソッドでメールの構築を行います。

php artisan make:mailに関するよくある質問

Q. Mailableクラスとは何ですか？

A. Mailableクラスは、メールの内容と送信ロジックをカプセル化したクラスです。メールの本文、添付ファイル、送信者情報などを定義し、メールの構造を整理します。

Q. Markdownでメールを作成できますか？

A. はい、'--markdown'オプションを使用してMailableを作成すると、Markdownテンプレートを使用してメールの本文を作成できます。これにより、簡単に整形されたHTMLメールを作成できます。

Q. メールにデータを渡すには？

A. Mailableクラスのコンストラクタでデータを受け取り、クラスのプロパティとして保存します。その後、build()メソッド内でview()またはmarkdown()メソッドを使用して、テンプレートにデータを渡します。

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