ls
エルエス(ファイルシステム操作)
意味 ファイル一覧表示
lsとは?
lsコマンドは、指定したディレクトリ内のファイルやフォルダの一覧を表示するためのLinuxコマンドです。ディレクトリを指定しない場合は、現在のディレクトリの内容を表示します。
lsの具体的な使い方
詳細リスト表示の例
$ ls -l /home/user
👇出力結果
total 20
drwxr-xr-x 2 user user 4096 May 1 10:00 Documents
drwxr-xr-x 2 user user 4096 May 1 10:00 Downloads
-rw-r--r-- 1 user user 1234 May 1 09:00 file1.txt
-rw-r--r-- 1 user user 5678 May 1 09:30 file2.txt
このコマンドは、/home/userディレクトリ内のファイルとフォルダの詳細な一覧を表示します。-lオプションを使用することで、ファイルの権限、所有者、サイズ、更新日時などの詳細情報も表示されます。
隠しファイル表示の例
$ ls -a
👇出力結果
. .. .bashrc .profile Documents Downloads file1.txt file2.txt
このコマンドは、隠しファイル(ドットで始まるファイル)を含む現在のディレクトリ内のすべてのファイルとフォルダを表示します。隠しファイルは通常のlsコマンドでは表示されないため、このオプションは便利です。
人間が読みやすい形式でファイルサイズを表示
$ ls -lh
👇出力結果
total 20K
drwxr-xr-x 2 user user 4.0K May 1 10:00 Documents
drwxr-xr-x 2 user user 4.0K May 1 10:00 Downloads
-rw-r--r-- 1 user user 1.2K May 1 09:00 file1.txt
-rw-r--r-- 1 user user 5.6K May 1 09:30 file2.txt
このコマンドは、ファイルサイズを人間が読みやすい形式(K, M, Gなど)で表示します。-lオプションと-hオプションを組み合わせることで、詳細情報とわかりやすいサイズ表示を同時に行います。
lsに関するよくある質問
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