rm

アールエム（ファイルシステム操作）

意味ファイルの削除

rmとは？

rmコマンドは、ファイルやディレクトリを削除するためのLinuxコマンドです。削除したファイルは復元できないので、使用する際は注意が必要です。

rmの具体的な使い方

ファイル削除の例

$ ls
file1.txt file2.txt unnecessary_file.txt

$ rm unnecessary_file.txt

$ ls
file1.txt file2.txt

このコマンドは、unnecessary_file.txtというファイルを完全に削除します。削除されたファイルはゴミ箱に移動されず、直接システムから削除されるため、復元できません。

ディレクトリ削除の例

$ ls -l
total 4
drwxr-xr-x 2 user group 4096 May 1 12:00 unnecessary_directory

$ rm -r unnecessary_directory

$ ls -l
total 0

このコマンドは、unnecessary_directoryという名前のディレクトリとその中身を再帰的に削除します。-rオプションを使用することで、ディレクトリとその中身を削除できます。

複数ファイル削除の例

$ ls
file1.txt file2.txt file3.txt

$ rm file1.txt file2.txt

$ ls
file3.txt

このコマンドは、複数のファイル（file1.txtとfile2.txt）を同時に削除します。スペースで区切って複数のファイル名を指定することで、一度に複数のファイルを削除できます。

rmに関するよくある質問

Q. rmコマンドは安全ですか？

A. rmコマンドは非常に強力で、削除したファイルは復元できません。使用する際は十分注意が必要です。誤って重要なファイルを削除しないよう、常に慎重に操作してください。

Q. rmでディレクトリを削除するには？

A. ディレクトリを削除するには、-rオプション（再帰的削除）を使用します。例えば、'rm -r directory_name'のように使います。ただし、これはディレクトリ内のすべてのファイルとサブディレクトリも削除するので注意が必要です。

Q. rmコマンドを取り消せますか？

A. いいえ、rmコマンドで削除したファイルやディレクトリを直接取り消すことはできません。これが、rmコマンドを使用する前に十分注意する必要がある理由です。重要なファイルは定期的にバックアップを取ることをお勧めします。

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