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Linux - ファイル操作

tail

テイル(ファイルシステム操作

意味 ファイルの末尾部分を表示


tailとは?

tailコマンドは、ファイルの末尾部分を表示するLinuxコマンドです。デフォルトでは末尾10行を表示しますが、表示する行数を指定することもできます。ログファイルの最新の内容を確認する際によく使われます。

tailの具体的な使い方

ログ監視の例

$ tail -f /var/log/syslog

/var/log/syslogファイルの末尾を表示し、'-f'オプションによってファイルの更新をリアルタイムで監視します。新しい行が追加されると自動的に表示されます。Ctrl+Cで終了します。

行数指定の例

$ tail -n 20 large_file.txt

👇出力結果

# large_file.txtの末尾20行が表示されます

large_file.txtの末尾20行を表示します。'-n'オプションで表示する行数を指定できます。

フィルタリングの例

$ tail -n 100 access.log | grep 'ERROR'

👇出力結果

# access.logの末尾100行から'ERROR'を含む行のみが表示されます

access.logファイルの末尾100行を表示し、その中から'ERROR'を含む行のみをフィルタリングします。'|'(パイプ)を使ってgrepコマンドと組み合わせています。

tailに関するよくある質問

Q. tailのデフォルト行数は?
A. tailコマンドのデフォルトでは、ファイルの末尾10行を表示します。行数を変更したい場合は'-n'オプションを使用します。
Q. tail -fと-Fの違いは?
A. '-f'オプションはファイルの更新を監視しますが、ファイルが削除されたり名前が変更されたりすると停止します。'-F'オプションはそのような場合でも監視を続け、ファイルが再作成されたら再度表示を開始します。
Q. tailを中断するには?
A. tailコマンド(特に-fや-Fオプションを使用時)を中断するには、Ctrl+Cキーを押します。これによりtailプロセスが終了し、ターミナルプロンプトに戻ります。

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