pwd

ピーダブリューディー（ファイルシステム操作）

意味現在のディレクトリを表示

pwdとは？

pwdコマンドは、現在作業しているディレクトリ（フォルダ）の絶対パスを表示します。これは「Print Working Directory」の略で、ユーザーが今どのディレクトリにいるかを確認するのに便利です。

pwdの具体的な使い方

現在のディレクトリ表示

$ pwd

👇出力結果

/home/user/documents

このコマンドを実行すると、現在作業しているディレクトリの絶対パスが表示されます。これにより、ファイルシステム内での現在位置を確認できます。

シンボリックリンクを解決したパスの表示

$ pwd -P

👇出力結果

/home/user/real_documents

'-P'オプションを使用すると、シンボリックリンクを解決した後の実際の物理パスを表示します。これは、現在のディレクトリがシンボリックリンクである場合に特に有用です。

pwdに関するよくある質問

Q. pwdの意味は？

A. pwdは「Print Working Directory」の略で、現在作業しているディレクトリのパスを表示するコマンドです。

Q. pwdと絶対パスの関係は？

A. pwdコマンドは常に現在のディレクトリの絶対パスを表示します。相対パスではなく、ルートディレクトリからの完全なパスを示します。

Q. pwdの結果が期待と異なる時は？

A. pwdの結果が予想と違う場合、シンボリックリンクを通じてディレクトリに入った可能性があります。'pwd -P'を使うと、シンボリックリンクを解決した実際の物理パスを表示できます。

pwdが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Linuxのpwdやlsattr、cp、cd、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。