du

ディーユー（ファイルシステム操作）

意味ディレクトリ使用量表示コマンド

duとは？

duは、Linuxで使用されるディレクトリやファイルの使用量を表示するコマンドです。特定のディレクトリ内のファイルやサブディレクトリが占めるディスク容量を確認できます。大容量のファイルやディレクトリを特定するのに役立ちます。

duの具体的な使い方

ディレクトリ容量表示

$ du -sh /home/user

👇出力結果

5.2G	/home/user

指定したディレクトリの総使用量をサマリー形式で人間が読みやすい単位で表示します。

サブディレクトリの容量表示

$ du -h --max-depth=1 /home/user

👇出力結果

1.2G	/home/user/Documents
2.5G	/home/user/Downloads
800M	/home/user/Pictures
700M	/home/user/Music
5.2G	/home/user

指定したディレクトリ直下のサブディレクトリの使用量を人間が読みやすい単位で表示します。

特定の拡張子のファイル容量表示

$ du -ch /home/user/*.txt

👇出力結果

4.0K	/home/user/file1.txt
8.0K	/home/user/file2.txt
12K	/home/user/file3.txt
24K	total

指定したディレクトリ内の特定の拡張子（この場合は.txt）を持つファイルの使用量を表示し、最後に合計を表示します。

duに関するよくある質問

Q. duコマンドの基本的な使い方は？

A. duコマンドの基本的な使い方は 'du [オプション] [ディレクトリまたはファイル]' です。例えば、'du -sh /home' とすると、/homeディレクトリの総使用量を人間が読みやすい形式で表示します。

Q. -sと-hオプションの意味は？

A. -sオプションはサマリー（合計）を表示し、-hオプションは人間が読みやすい形式（K, M, Gなど）で表示します。これらを組み合わせて使うことが多いです。

Q. 特定の深さまでのみ表示するには？

A. --max-depth=Nオプションを使用します。Nは表示したい深さです。例えば、'du --max-depth=1 /home' とすると、/home直下のディレクトリとファイルの使用量のみを表示します。

duが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、Linuxのduやls、cp、cd、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。