useradd
ユーザーアッド(ユーザーと権限)
意味 新規ユーザーアカウントの作成
useraddとは?
useraddコマンドは、Linuxシステムで新しいユーザーアカウントを作成するために使用されます。このコマンドを使用すると、ホームディレクトリの作成、デフォルトシェルの設定、グループへの追加などのユーザー関連の設定を一度に行うことができます。
useraddの具体的な使い方
ホームディレクトリとグループを指定してユーザーを作成
$ sudo useradd -m -d /home/newuser -g users -s /bin/bash newuser
👇出力結果
ユーザー「newuser」が作成されました。
新しいユーザー「newuser」を作成します。-mオプションでホームディレクトリを作成し、-dオプションでそのパスを指定します。-gオプションで主グループを「users」に設定し、-sオプションでログインシェルを/bin/bashに指定しています。
有効期限付きのユーザーアカウントを作成
$ sudo useradd -e 2023-12-31 tempuser
👇出力結果
ユーザー「tempuser」が2023年12月31日まで有効なアカウントとして作成されました。
有効期限付きの一時ユーザー「tempuser」を作成します。-eオプションで有効期限を指定します。この例では、2023年12月31日まで有効なアカウントを作成しています。
システムアカウント(ログイン不可)の作成
$ sudo useradd -r -s /usr/sbin/nologin serviceuser
👇出力結果
システムアカウント「serviceuser」が作成されました。このアカウントではログインできません。
システムサービス用のアカウント「serviceuser」を作成します。-rオプションでシステムアカウントとして作成し、-sオプションでログインシェルを/usr/sbin/nologinに設定することで、このアカウントでの直接ログインを防止します。
useraddに関するよくある質問
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