cut
カット(テキスト処理とシェル)
意味 テキストの一部を切り取る
cutとは?
cutコマンドは、テキストファイルやテキスト入力から特定の部分を切り取って表示するためのLinuxコマンドです。行ごとに指定した列や文字を抽出できます。
cutの具体的な使い方
CSV列抽出例
$ cut -d ',' -f 2,4 names.csv
👇出力結果
(names.csvファイルの2列目と4列目のデータが表示されます)
このコマンドは、カンマ区切りのCSVファイル(names.csv)から2列目と4列目のデータを抽出します。-dオプションで区切り文字をカンマに指定し、-fオプションで抽出する列番号を指定しています。
文字位置での抽出例
$ cut -c 1-10 log.txt
👇出力結果
(log.txtファイルの各行の最初の10文字が表示されます)
このコマンドは、log.txtファイルの各行から最初の10文字を抽出します。-cオプションは文字位置を指定するために使用されます。
タブ区切りファイルの処理例
$ cut -f 2,3 --output-delimiter=':' data.tsv
👇出力結果
(data.tsvファイルの2列目と3列目がコロン区切りで表示されます)
このコマンドは、タブ区切りファイル(data.tsv)から2列目と3列目を抽出し、出力をコロンで区切ります。-fオプションで列を指定し、--output-delimiterで出力の区切り文字を設定しています。
cutに関するよくある質問
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