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Linux - テキスト操作

sort

ソート(テキスト処理とシェル

意味 テキストを並べ替える


sortとは?

sortコマンドは、テキストファイルやテキスト入力の行を特定の基準で並べ替えるためのLinuxコマンドです。アルファベット順や数値順、逆順など、様々な方法でソートできます。

sortの具体的な使い方

数値ソートの例

$ cat numbers.txt
5
2
10
1
3

$ sort -n numbers.txt

👇出力結果

1
2
3
5
10

この例では、numbers.txtファイル内の数値を小さい順(昇順)に並べ替えます。-nオプションは数値としてソートすることを指定しています。

逆順ソートの例

$ sort -r fruits.txt

👇出力結果

リンゴ
ミカン
バナナ
イチゴ

この例では、fruits.txtファイル内の内容を逆順(降順)にソートします。-rオプションは逆順でソートすることを指定しています。

特定のフィールドでソートする例

$ cat employees.txt
山田 太郎 30
佐藤 花子 25
鈴木 一郎 35

$ sort -k3 -n employees.txt

👇出力結果

佐藤 花子 25
山田 太郎 30
鈴木 一郎 35

この例では、employees.txtファイル内の内容を3番目のフィールド(年齢)で数値的にソートします。-k3オプションは3番目のフィールドをキーとして使用し、-nオプションは数値としてソートすることを指定しています。

sortに関するよくある質問

Q. sortコマンドの基本的な使い方は?
A. sortコマンドの基本的な使い方は「sort ファイル名」です。これにより、指定したファイルの内容がアルファベット順(または辞書順)に並べ替えられます。オプションを使用することで、数値順や逆順などの並べ替えも可能です。
Q. 数値を正しくソートするには?
A. -nオプションを使用します。例えば、「sort -n numbers.txt」とすることで、numbers.txtファイル内の数値を正しく数値順にソートできます。これがないと、10が2の前に来るなど、予期せぬ結果になることがあります。
Q. 逆順にソートするには?
A. -rオプション(reverse)を使用します。例えば、「sort -r file.txt」とすることで、file.txtの内容を逆順(降順)にソートできます。これは他のオプションと組み合わせることも可能です。

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